子どもを産むという罪

3月で会社を辞めた私は、ここぞとばかりに今クールのドラマを見ています。

いろいろ見ていますが、一番面白いと思うのは「リバース」。次が「母になる」か「フランケンシュタインの恋」あたりです。

という、どうでもいい私のドラマの好みは置いておいて、先ほど「母になる」の6話を見て思いました。

これ、絶対に明日のYahoo!ニュースで叩かれる……

小池栄子演じる麻子に、「子どもを産んでくれ」「孫の顔を見る事が生きがいだ」「女にはタイムリミットがある」としつこいほど訴える母親……。

そんなこと言う母親いるか!?と、私は笑ってしまいましたが、きっと気を悪くした人がいるはずです……。
だって、さすがに未婚アラサーの心にこたえましたから……w

(ちなみにそれでも私はあのドラマ大好きです。面白いし、広役のジャニーズが本当に可愛いしw)

ということで、子どもを産むことについて、考えていたことがあるので今日はそのことについて書こうと思います。

私はもうすぐ30歳になるのに子供どころか結婚どころか彼氏もいません。

小さい子は大好きで、友達の子どもと遊んでるとそのまま連れて帰ろうかと思うくらい愛しくなります(危険)。

正直、子どもは欲しい。本当に欲しい。(今はただ彼氏が欲しい)

だけど、私にとって子どもが欲しい理由は、自分が癒されたいとか、子どもを生きがいにしたいとか、そういう理由だと思います。

だけどそんな理由で生まれた子どもは、何事もなければそこから数十年生きます。

人生は難しいです。他の人がどう思っているかわからないけど、人生の半分以上は難しい事だと私は思います。

難しい事というのは、辛い事、苦しい事、悲しい事、悔しい事、モヤモヤする事……つまり、楽しくない事です。

先ほども言いましたが、私は子どもが欲しいです。でも子どもを産む自信がありません。

なぜなら、自分の人生に満足できていないからです。

自分が生まれてきて本当に良かったと、心から思う事がまだできていないからです。

生まれない方が幸せだったんじゃないかって、生まれなければこんなに辛い事なかったのにって、そう思う時がまだあるから、私はまだ子どもを産んじゃいけないと思ってしまいます。

私は会社員時代やアルバイト時代に、接客業をよくやっていました。

接客業をやりながらよく思ったことは、この世にはあまりにもひどい人がいるということです。

あまりにもひどい人というのは、むやみやたらと人を不快にさせたり傷つけたりする人です。

だけどその人たちには子どもがいることが多いです。

その子どもの将来を考えて、1人で勝手に落ち込んだりしちゃいます。(余計なお世話です)

大学時代の授業で学んだことで、印象的だった事例がありました。

アメリカで、犯罪の発生率が急に下がった節目の年があったらしいです。

その原因は何かというと、20年ほど前に起こったある法の改正だったのです。

それは「中絶の合法化」です。

望まれないまま生まれてくる子どもが減ったことで、非行にはしる子も減り、その子たちが犯罪をおかす年齢にさしかかるタイミングで、国の犯罪の発生率が下がったんです。

何が言いたいかと言うと、私は子供を産むことは罪だと思います。

罪と言うと言い過ぎな気もしますが、他に適した言葉が思い当たりません。

子を育てるのは罪滅ぼしだと思うんです。それはもちろん母親だけじゃなく、父親にとっても同じです。

1人の人間をこの世に産み落とすという事は、その子を含めたたくさんの人を傷つけるということです。

だからその罪滅ぼしに、なるべく傷つく人より幸せになる人を増やす必要があると思うんです。

それは産んだ自分の子に幸せになってもらうだけじゃなくて、その子を教育して人様を傷つけないようにすることも大切です。

だから、罪滅ぼしの準備が出来ていない人に子どもを産む資格はないと思います。

別にそれは、お金を用意するとか、両親がちゃんといるとか、教育ができるとか、そういうことじゃないと思うんです。(それもあった方がもちろんいいんですが)

子どもを作る人は、環境に関係なく自分が幸せに生きる軸のようなものを見出している必要があると思うんです。

少なくとも、うまくいかない人生を変えるために……とかで子どもを産むことはだと思います。

結局、自分がかなりひどい事を書いてしまいましたが……。

何が言いたいのかと言うと、子どもを産むとき、きっと可愛い赤ちゃんを想像したり、大きくなって一緒に買い物をして楽しく過ごしていることを想像したりすると思うのですが、その先にある人生の難しさを考えて欲しいです。

あまやかして育てるとかそういうことではなく、「生まれてきて良かった」と子どもに思って欲しいんです

そのためには、自分が「生まれてきて良かった」と思ってなければいけないと思うんです。

子どもを産む予定のないアラサーの嘆きでした。

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コメント

  1. いただにあつこ より:

    何となく覗いたあなたのこの文章を読んで
    私と同じように思っている人がいるんだと、なんだか涙が止まりません。
    私は42歳。
    結婚して3年になります。
    子供は大好きです。
    私にはもう時間が無いと分かっていても、どうしても決められません。
    楽しい事も幸せな事もあるけど
    やっぱり辛い事や苦しい事に負けてしまう。
    個人としては、長生きもしたくないし、希望もない。
    そんな私に親になる資格はないと思います。
    でも、主人や主人の親や子供を持つ兄弟や友人は、とても簡単に当然のように子供を産めと言う。
    産めるかも知れないのに産まない人は、だめな人なんだと後ろ指を指されるのかなとゆう苦しい気持ちになっています。
    でもやっぱり決められない。
    こんな話されてもご迷惑ですよね。
    突然失礼しました。
    顔も性格も知らないあなただから、何だか勝手に気持ちをぶつけてしまいました。
    平和な毎日を過ごせますように祈っています。

    • 安藤 寧音 より:

      いただにあつこ様

      ブログ運営に慣れてなく、返信が遅れて大変申し訳ございません。
      迷惑だなんてとんでもありません!
      この記事を読んでいただき、感想を持って頂いて本当に嬉しいです。
      そして、いただに様のお気持ち、とてもわかります……!
      長生きをしたくない…というのも、実は私も同感で、このままだと長生きをする意味を見いだせてないんです。
      なので今、必死に生きる喜びを得るために頑張っているところです。
      いろいろ大変だとは思いますが、まずはご自身の幸せを考えて、生きやすいように過ごされたほうがいいと思います。
      年下の私が失礼ですが、周りの人の意見はいったん忘れて、どうぞご自身の幸せを考えてみてください。
      コメント、本当にありがとうございました。

  2. 강지환 より:

    久しぶりに、ふと「子どもを産む 罪」で検索しようと思って検索したら、あなたのブログに辿り着きました。

    私は25歳男性です。ふと変なワードを検索する様な異端な人間です(笑)

    私はあなたと同意見です。わたしと同じような考え方をできる方がいると思うと嬉しくなります。あなたは抽象的なものの見方ができる人です。

    今の日本は物事を考えられない人間が増えた様に感じます。GDP上げる為、国の体裁を良く見せる為、やれ女性の活躍推進、やれ残業ゼロ、やれ年金受給年齢引き上げなど、数字上上げることしか考えない政権。
    女性も昔みたいに差別されずに働ける時代になったのに専業主婦を希望する女性、働くことから逃れられない男性のことは考えずに金稼いでこいという圧力をかける女性(口に出すかは別)、特別な意味が込められているのにデートやプレゼントも未だにしてもらって当たり前という傲慢な女性…などなど…

    政権も人も正直バカが増えた気がします。

    私は「重い」という言葉を嫌う人が苦手です。なぜなら、世の中、最悪のパターンも考えていないと歩めないから。そこまで考える為には、重さも深さも重要。

    個人の話をしてもいいのですが、日本特有の問題があるので、それを。
    日本は先進国なのに貧困国アフリカの死者数よりも多い自殺者を誇ります。
    自殺者をゼロにしないと、生まれてよかったと思える世の中じゃねぇ、って浅く考えてもわかるはずなのに。

    今の日本人は、考えられないに加えて、日本人の昔からある事無かれ主義もあるんでしょうかね。

    • 安藤 寧音 より:

      강지환さま

      申し訳ありません。ブログを放置してしまい反応が大変遅れてしまいました。
      こんな文章にコメントを頂き、本当にありがとうございます!
      そして同じ考えを持っている方がいて、私もすごく嬉しいです。

      강지환さまは私よりも、もっと深く日本の現状のことを考えていらっしゃるのですね。

      私は勉強不足ですが、「重い」ことを考えてしまうことには同感です。
      苦しさから逃れられない人がたくさんいることを悲しく思います。
      考えを共有して頂き、私もまたこの社会のことを考えさせられました。

      本当にありがとうございました。

  3. ゆん(20代後半男性) より:

    わたしはいま20代後半ですが、物心ついたころから産むことは悪だと思ってきました。
    父は父自身はワンマンだと勘違いしていますが暴力暴言を平気でするただの最低な人間です。母は昔の時代の男尊女卑の潮流に巻き込まれた典型的な専業主婦です。子どもの頃から母が家出するたびにできるかぎり付いて行って離婚を求めていた子どもです。
    昔から親に言い続けました、「産むというのは親が勝手にセックスして勝手に産んだんだ」と

    私も思います。あなたと同じことを。
    なのにそれを気付かずに思慮浅く阿保みたいにセックスする貞操観念のないバカばかりの世の中。
    産めよ、育てよ、労働人口、というかんじで世の中に放置させられる。

    自殺の多い日本、積極的安楽死、自殺ほう助をできるように法改正してもらいたい。
    日本の現状なんて昔から変わっていなくて、ドラマ女王の教室の一話で天海祐希さんが言っていた台詞なんですよね。

    • 安藤 寧音 より:

      ゆん様
      コメントありがとうございます!
      とても大変な思いをされたんですね…。
      ゆん様の辛かった気持ちと比べてはいけないかもしれないけど、私も両親の不仲に悩んだ幼少期を過ごしたので、すごく共感します。
      自分は悪くないのに、環境のせいで生まれてきたことを後悔したくないですよね。
      また幼少期の辛い記憶は、大人になってからの生き辛さにもとても影響を与えますよね。

      だけど生まれたからには、少しでも「生まれて良かった」と思えるように、また自分の周りの人にもそう思ってもらえるように、今の自分に出来ることを考えていこうと思います。
      ゆん様にもそう思える日が来ることを心から祈っております。